みね@RiLのたびにっき

大学生が旅について書き記すブログ。

テスト終わりに18きっぷで放浪 (京都→鳥取→京都)

どうもこんにちは、みねと申します。

今日から旅の記録を残していこうと思ってブログを立ち上げてみました。

文才も無く、写真を撮るのもまだ下手ですがよろしくお願いしますm(_ _)m

記念すべき?第1回目はテストが終わったので適当に18きっぷで路線を乗りつぶしてきた話です。

最初にしてはイマイチ映えない内容ですが。。。

 

201982(金曜日) 天候・・・のち

春から大学生になって引っ越してきた京都。

JRの最寄駅は二条/円町駅になりました…が、下宿先からはなんとも言えない距離・・・

本日は二条から出発。

f:id:rilyyyy:20190802202931j:image

二条(9:33山陰本線(嵯峨野線) 快速 京都行 → 京都(9:37)

 

京都で東海道本線に乗り換えて姫路へ向かいます。

京都(9:45東海道本線山陽本線(JR京都線, 神戸線) 新快速 姫路 → 姫路(11:18)

 

さて、ここからが本番で、愛知に居た頃に日帰りで行けなかった所を周るというのをモットー(?)に、姫路から姫新線に乗り換えます!

姫路駅では3分の乗り継ぎで山陽本線のホームから中間改札を抜け、一番端のホームまで行かねばなりません。

 

f:id:rilyyyy:20190802210746j:image

こんな写真を撮ってたらまもなく発車しますとアナウンスされたのでダッシュしてギリギリセーフ。

乗り換えにはゆとりを持ちましょう...

姫路(11:21姫新線 普通 播磨新宮 → 播磨新宮(11:54)

姫新線(きしんせん)は路と見を結ぶ路線でこの路線名になりました。わかりやすい。

全線に渡って単線・非電化のローカル線の王道とも言うべき路線です。

姫路を出て次の播磨高岡で列車の行き違いをして、その次の余部から一気に田舎の風景になりました。

余部から先、太市、本竜野と停車し、乗客もどんどん減っていきます。

f:id:rilyyyy:20190803161252j:plain

f:id:rilyyyy:20190803161052j:plain

竜野で再び列車の行き違いをして・・・

 

f:id:rilyyyy:20190802215009j:image

こんな川を渡ると終点、播磨新宮に到着です。

 

f:id:rilyyyy:20190802215152j:image
f:id:rilyyyy:20190802215159j:image

ここでは4分の猶予。同じホームに列車が止まってるので乗り換えは楽ですが、これを逃すと次の列車は1時間後とかなのでさっさと乗り込みます。

播磨新宮(11:58姫新線 普通 上月行 → 上月(12:34)

車内は意外にも学生や若い人が多く、立ち客も出るくらいです。

次の千本では乗降なし。

 

f:id:rilyyyy:20190803161431j:plain

播磨新宮を出て2つ目の素敵な名前の駅、三日月。

 

f:id:rilyyyy:20190803161323j:plain

ちゃんと駅名の通り三日月も見えました(撮れてない)

三日月駅を出て左にカーブしたときに見えるんですが、建物が邪魔して上手く撮れず...

 

終点の1つ手前、佐用(さよ)で乗客が大量に下車。智頭急行線との乗換駅で、鳥取まで早く行けるためかと思われますが、18きっぷの自分には関係ありません。

その佐用から5分ほどで終点の上月に到着です。

 

f:id:rilyyyy:20190803163100j:plain

上月駅は山に囲まれたのどかな駅。

姫新線は先に述べた通り単線のため、この駅は行き違いが可能な構造になってます。

ここから先は列車の本数もぐっと減り、今まではなんだかんだ1時間に1,2本あった列車が、上月から先の津山方面には2時間に1本になります。

 

f:id:rilyyyy:20190803162958j:plain

駅を出て目の前(左手奥が駅舎)には佐用川が流れており、川のせせらぎが聞こえます。 

ここでは次の列車まで1時間ほど時間があるのですが、駅の周りに思ったよりも何もなく、近くの観光名所でも片道20分ほどかかるそうなので、駅の隣に併設されていた特産物の直売所で昼食をとります。

f:id:rilyyyy:20190803165007j:image

なんか毎日学食でうどんを食べていた気がしたのでこの日は趣向を変えてたぬきそばを食べました!

旅先で食べるものはなんでも美味しく感じます。

食べても20分ぐらい余り、外もうだる様な暑さ(この日は36℃)なので駅の中で大人しく待ってます...

 

f:id:rilyyyy:20190803165515j:plain

f:id:rilyyyy:20190803165458j:plain

定刻通りにやってきた1両編成の津山行ワンマンカーに乗車し、津山へ向かいます。乗客は自分含めて5人...経営が不安。

上月(13:28) 姫新線 普通 津山 → 津山(14:20)

上月を出て次の美作土居からは岡山県に入ります。この区間では列車はのろのろ徐行しながら走行し、たまに携帯が圏外になったり。続く美作土居から美作江見では水滴が窓に当たる音がして、もしや雨かと思ったら線路脇に生えている草木の枝が列車の窓にバチバチ当たっていたり...果たして整備されているのか。

f:id:rilyyyy:20190803171026j:plain

f:id:rilyyyy:20190803171059j:plain

林野、勝間田では高校生がたくさん乗ってきて5人だった車内が一気に賑やかに。

f:id:rilyyyy:20190803171840j:plain

f:id:rilyyyy:20190803171902j:plain

終始上の画像のような風景が続くのですが、終点の1つ手前の東津山からは一気に市街地になりました。

そして上月から1時間弱で終点の津山に到着です。

f:id:rilyyyy:20190803172210j:plain

向かい側のホームにはすでに次に乗る因美線の普通 智頭行が停車中ですが、発車時刻まであと20分弱あるので改札から出て(暑いけど)適当にフラフラします。

ちなみにこの日は姫新線の津山から先、中国勝山を経て新見へ向かう区間ではレール温度上昇に伴って17:00まで運休になってました・・・恐ろしい暑さ。

f:id:rilyyyy:20190803172443j:plain

f:id:rilyyyy:20190803172434j:plain

津山駅岡山県北部の主要駅で、鳥取方面へ向かう因美線、岡山方面に向かう津山線、そしてこれまで乗ってきた姫新線の3路線が集まる交通の要衝です。

f:id:rilyyyy:20190803184036j:image

駅前にはC11機関車が展示されています。ここ津山駅には「津山まなびの鉄道館」というものがあり、「扇形車庫」と呼ばれる車庫があります。

f:id:rilyyyy:20190803184425j:image

↑扇形車庫とはこんなの(京都鉄道博物館で撮影)。扇形に車庫を配置し、そこから1本の線路を切り替えて車両を出すという方式のもの。

ぜひ津山駅でも見てみたかったのですが、時間が無いので断念。

 

f:id:rilyyyy:20190803184808j:plain

続いて因美線に乗車し、まずは智頭へ。

津山(14:38因美線 普通 智頭 → 智頭(15:47)

ちなみにこの路線も幡(現在の鳥取県東部の旧国名)と作(現在の岡山県北東部の旧国名)を結んでいるので因美線。先ほど通ってきた佐用駅から分かれた智頭急行線が智頭で接続しています。この路線も津山‐智頭、智頭‐鳥取でそれぞれ運行形態が異なります。

列車内は高校生でいっぱい。ロングシートしか座れなかったので写真が撮りづらい・・・

f:id:rilyyyy:20190803190050j:plain

しかし美作加茂までで学生の大半は下車し、車内は一気に閑散に。

知和駅を過ぎたあたりから急な雨が降り出し、窓が曇りはじめてしまいました。

f:id:rilyyyy:20190803190453j:plain

列車は緑深い中国山地の山奥を走行し、美作河井~那岐の区間では長~いトンネルを抜け、鳥取県へと入ります。

国境の長いトンネルを抜けると・・・

 

f:id:rilyyyy:20190803191157j:plain

でした。窓の曇りとの相乗効果もあって何も見えない・・・

鳥取県に入った列車は那岐(なぎ)、土師(はじ)、智頭(ちず)と2文字の駅名に3連続で停まります。この途中の土師駅では発車したと思ったらすぐに停車して、何事かと思ったら乗り遅れたおばあさんを乗せてあげてました。これを逃したら次の智頭方面の列車は2時間後なので、ローカル線ならではという感じですね!

東京とかだと乗り遅れても次は4,5分で来るところもあるしいいんじゃないかと思いますが、そうはいかないのが地方ローカル線なのです。

津山から1時間ちょっとで終点の智頭に到着です。

f:id:rilyyyy:20190803195608j:image

f:id:rilyyyy:20190803195603j:imagef:id:rilyyyy:20190803195600j:image
先述の通り智頭駅智頭急行線との接続駅。上郡~佐用~智頭を結ぶこの鉄道のおかげで京都や大阪といった都市圏から鳥取や島根へ行きやすくなったのです・・・が、そのために姫新線因美線の智頭より南はその役割を失い、今では地元に密着した輸送を行っています。

f:id:rilyyyy:20190803200253j:image

智頭からは鳥取行に乗車。

智頭(15:54因美線 普通 鳥取行 鳥取(16:44)

f:id:rilyyyy:20190803200542j:plain

f:id:rilyyyy:20190803200514j:plain

 智頭を出るとしばらく列車は千代川に沿って走行します。

途中の国英駅で千代川と別れて、列車は郡家駅へ。

f:id:rilyyyy:20190803205424j:plain

 この駅では特急列車との待ち合わせで5分間停車します。駅舎が近ければ一回外出て~みたいな事もできるんですが真反対側だったので諦め。

郡家を出ると鳥取までは3駅なので割とすぐに鳥取に着きます。

f:id:rilyyyy:20190803210124j:plain

↑こんな田園風景が

f:id:rilyyyy:20190803210204j:plain

鳥取中心市街地へ入ると景色もガラッと変わります。ローカル線は区間によって大きく性格の異なる車窓が広がるのが好きです。

f:id:rilyyyy:20190803211233j:image
f:id:rilyyyy:20190803211230j:image

何気に鉄道では初上陸の鳥取

f:id:rilyyyy:20190803211508j:plain

改札口には神話・因幡の白兎 の砂像!鳥取砂丘の砂で作られており、砂の美術館に行くともっといろいろ見れるらしいですが、今度また鳥取に来る(つもり)かつ、時間がないので今回はスルー。

f:id:rilyyyy:20190803211839j:plain

駅前にはその銅像Verがありました。

f:id:rilyyyy:20190803211927j:plain

鳥取駅。県庁所在地の駅にしては小さいと思いますが、舐めてた割には意外と大きい駅でした() しかし駅前は閑散としていて寂しいような。

f:id:rilyyyy:20190803212430j:plain

f:id:rilyyyy:20190803212641j:image

鳥取からは二条から京都の間で乗った山陰本線に再び戻り京都方面へ。

鳥取(17:22山陰本線 普通 浜坂行 → 浜坂(18:06)

f:id:rilyyyy:20190803213251j:plain

鳥取を出てその次の駅、福部までにもうこんな山の中に来てしまいました...

 

f:id:rilyyyy:20190803213637j:plain

岩美から東浜の区間ではいよいよ海岸線に出て海沿いを走行します。

鳥取から40分ほどで終点の浜坂駅に到着です。

f:id:rilyyyy:20190803214440j:plain

f:id:rilyyyy:20190803214538j:plain

f:id:rilyyyy:20190803214621j:plain

浜坂駅湯村温泉の玄関口で、所属する自治体の名前も新温泉町。駅を出るとすぐに歓迎の文字が目に入ります・・・が、人通りは少なく、列車を降りた人も一斉に迎えに来ていた車に乗り込んだりして分散していき、駅前は閑散・・・

寂れた温泉街ってなんか心を揺さぶられる何かがあると感じた。

f:id:rilyyyy:20190803215353j:plain

f:id:rilyyyy:20190803220724j:image

列車は2両編成なのですが、1両目は完全に貸切状態。自分を含めた3人だけを乗せて列車は浜坂駅を発車しました。

浜坂(18:28山陰本線 普通 豊岡 → 豊岡(19:35)

実はこの区間、今回の旅で一番楽しみにしていたところで、ちょうどこの区間を通過している間に日没時刻を迎えるんですが、さっきよりももっと海沿いを走るので夕日が綺麗に見えるんじゃないかと期待していました・・・

f:id:rilyyyy:20190803215841j:plain

列車は「餘部鉄橋」で有名な餘部駅に停車。この駅からは日本海のオーシャンビューが一望できます!

f:id:rilyyyy:20190803220448j:image

なんか自分があまりにも写真を撮るのが下手・・・というか手前の柵が邪魔なので上手く撮れないのですがとても綺麗でした!
ぜひ今度は途中下車して見てみたいと思います。

そしてこの写真からわかりますが空が曇っているんですね~と言う訳で夕日が見れない!残念!f:id:rilyyyy:20190803220453j:image
f:id:rilyyyy:20190803220458j:image

でも夕焼けはわりかし綺麗に見れたので満足👍 日本海に沿って進む山陰本線の魅力の1つです!

f:id:rilyyyy:20190803221024j:image

城崎温泉を過ぎる頃には辺りはもう真っ暗に。暗くなると車窓も見れなくなって写真もろくに写らなくなるのでやる事がありません。

f:id:rilyyyy:20190803221135j:image

豊岡からは久々の車に乗車。姫路からずっと乗ってきた路線は非電化路線のため、電気ではなくディーゼルエンジンで動くディーゼルカーが走ってます。

豊岡(19:37山陰本線 普通 福知山 → 福知山(20:59 +16)

ここで途中の梁瀬駅動物と衝突して遅れている特急列車の待ち合わせで10分遅れて発車...その後乗っている電車自体が鹿と衝突して更に6分遅れました...なんなんだ。

福知山(21:09+7山陰本線 快速 園部 → 園部(22:15+1)

福知山ではこの遅れた電車の待ち合わせをしてした快速列車に乗車。この電車が接続待ちをしていなければ京都の到着が0時を過ぎていた所なので危なかったです・・・

園部(22:17山陰本線 普通 京都 → 二条(22:52)

そして園部までには遅れは完全に回復し、ここからは予定通りに事が運びました。

f:id:rilyyyy:20190803222137j:image

 

と、言う訳で今回の記事はここまでとなります。

初めてなので至らない点もありますが多めに見ていただけると幸いです。

それではまたいつか。

f:id:GOldduck:20190305044408p:plain