みね@RiLのたびにっき

大学生が旅について書き記すブログ。

京都→愛知 自転車帰省旅

こんにちは。今回は富士登山帰宅の次の日に京都から愛知まで自転車で帰った話です。

だいぶ前の記事から期間が空いてしまいましたがせっかく書いたので今更ながら上げておきます。

ちなみに富士山から帰ってきて家に着いたのはほぼ0時で、家出たのは8:00。睡眠時間はなんだかんだ5時間しか取れず、今思うとただの狂気

2019810(土曜日) 天候・・・

今回も時間経過が分かるよう、写真を撮った時間を文頭に載せます。

ちなみに今回採用したのは滋賀県から関ヶ原を抜けて岐阜県に入った後、木曽三川を越えて愛知県に入るルート。

国道1号線にひたすら従って行くのは分かりやすく、距離も短いのですが、途中鈴鹿峠を超える必要があり、高低差が激しいためにまだ緩やかなこちらのルートを選択。

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8:01/今回の相棒となる自転車。3段変速で、中高生が通学によく使うような銀チャリ?ママチャリ?(表記揺れ)です。普通は長距離走行するなら勿論ロードバイクとか使うはずなのですが、そんなものを買う余裕はニート大学生にはありません。

中継ポイントを彦根市関ヶ原町に設定し、いざ出発!

京都市内のいわゆる洛中という所はスムーズに抜け、山科駅近くのコンビニで休憩。府道143号線を走り、国道1号線に合流し、京阪京津線を横目に、京都府滋賀県の境である逢坂峠を越えて滋賀県に入ります。

ここはまだまだ体力があったので上りも大した減速なく抜けると、まもなく大津駅が見えてきます。

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9:41/京都から:17km

山科駅のコンビニで結構まったりしていたのが響き、大津駅までは1時間40分程かかってしまいました。またここの近くのスーパーでアイスとアクエリアスを買ってしばしの休憩。

次は近江大橋で琵琶湖を渡り、県道42号線を道なりにまずは野洲市を目指します。

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10:20/近江大橋中央から。青空と琵琶湖のコントラストがとても綺麗です。また近江大橋の下りではかなりのスピードを出すことができ、かなり爽快!

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10:52/京都から:30km

いつの間にか大津・草津市を抜けて栗東市に突入。

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10:56/と思った矢先、直ぐに守山市に入ります。栗東市の滞在時間わずか4分。めちゃくちゃ早くてあれ?って感じでした。

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11:02/こんな感じののどかな田園風景を眺めながらひたすら県道42号線を北上。それにしてもこの道はよく整備されていてとても走りやすく、結構良いペースで走ることができました。

 

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11:21/京都から:37km

京都出発から3時間弱、野洲川を越えて野洲市に突入。
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野洲駅にも立ち寄り、近くのコンビニでまた休憩。まだまだ自転車を漕ぐ体力は残っています...というかここでへばってたら愛知まで帰れないんだよなぁと友人と話していました。

ここからはひたすら国道8号線に沿って次は彦根市を目指します。

それにしてもこの国道8号線は歩行者や自転車用にあまり整備されておらず、道路脇は草ボーボーの上にガタガタで走りづらく先の県道42号線とは大違い。

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12:23/京都から:47km

途中竜王町を通り抜け、近江八幡市に入りました。ここでいよいよ足に異変が発生。足全体、特にふくらはぎがかなり痛くなってきて、何度も足を攣りかける事態に...息切れとかはしておらず、体力的にはまだ十分だったのですが、ただ足だけが痛い。

近江八幡市の市街地を抜けた後だったのでコンビニも無く、4km先にあるコンビニまで何とか漕ぎ切り、しばらく休憩。五箇荘清水鼻店という京都から55km地点のコンビニでした。中々に難読。

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13:37/京都から:63km

愛荘町を通過して、アニメ、けいおん!の聖地がある豊郷町に入ります。またここで足がだいぶ辛くなってきたのですが、山越えが待ち受ける手前の街、彦根市までは意地でも行きたいので無理して漕ぐことに。

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13:50/京都から:65km

ようやく中継地点の彦根市に到達。ここからまたしばらく行って、彦根駅まで行きます。最早明らかに漕ぐペースが遅くなっていく...

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14:23/京都から:72km

ここで愛知県刈谷市(自分の地元)までの距離の半分まで到着。死ぬ程疲れたので駅前のベンチに倒れ込んだのですが、直射日光ガンガンでベンチにいる方が体に悪そうだったので近くのイオンタウンに退避。

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14:54/クーラーの効いた室内でしばらく休んだ後、インド料理を食べて英気を養います。ここは天国か...

ここでもう一本2Lのアクエリアスと塩分チャージを購入し、ここからの山越えと、あと約半分の行程に備えます。

ちなみにここからは何度も死にそうになりながら自転車を漕いでいたため、写真を撮る余裕が無く、本当に重要な所でしか写真を撮っていません。

昼食を取った後、彦根市を後にしていよいよ山越え区間に差し掛かります。

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こんな感じの曲がりくねった山道を通り抜けます。かなりの傾斜で、自転車を漕ぐ事自体が体力的に困難だったため、降りて自転車を引いて歩きます。

ここを抜けた後は名神高速に沿って再びアップダウンの激しい道を進みます。正直ここが後の関ヶ原越えと1,2を争うレベルでしんどい...

アップダウンも無くなり、しばらく下りが続いたのでスピードも出せ、足も多少休まりました。下りは癒し。

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16:20/京都から:84km

ここからは国道21号線と合流し、ひたすら岐阜県を目指し進みます。電車で言うとJR東海区間に入り、最初の難関を越えて醒ヶ井駅までやって来ました。この辺りはまだ道が平坦で救いがあります。

続く近江長岡駅柏原駅区間では連続した上り坂に入り、既に足が限界だった自分はちょっと漕いだら足が攣りかけ、道路脇で少し休んでまたちょっと漕いだら足が攣りかけるの繰り返し...

それにしても同行している友人、この前日に250kmも自転車漕いできているのにまだピンピンしていて尊敬に値します。何でそんなに体力があるんだい?

岐阜県関ヶ原町に差し掛かる直前、また険しい上り坂に入り、息も絶え絶え、攣りそうな足を無理矢理動かして上ります...

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16:54/京都から:92km

難関を越えていよいよ岐阜県に突入。ここからはひたすら下りで、今まで酷使してきた足を休めます。それにしても物凄いスピードでほぼ車と変わらないぐらいでした。

関ヶ原駅前で右折し、国道365号線、県道56号線に合流。京都から100km地点にあるファミリーマート上岩津牧田店で長い休憩を挟みます。

ここで自分の体力の無さ&それによるペースの低下で愛知県にこの日付中に帰れるのか怪しくなってきてしまいます。その為、コンビニを出た後ペースアップさせ、牧田川に沿って自転車を漕いでいきます。

平坦な道ですが、裏を返せば下りも無いために足を休ませるタイミングが無く、結構しんどい。

養老町を通り抜け、大垣市から輪之内町の境にある京都から113km地点の福束大橋で木曽三川の1つ、揖斐川を渡り、続く海津市から羽島市にかけて長良川に架かる京都から121km地点の南濃大橋を渡ります。

残す岐阜・愛知県境に流れる木曽三川は残り1つ、木曽川岐阜県羽島市から愛知県稲沢市を渡す京都から124km地点の馬飼大橋を渡ります。橋って入口が急な上り坂になっているのでここまで2つ渡ってきた足は既に限界を超え、また足が攣りそうになっています。ここまで来たら関係無えとの精神で木曽川を渡ると...

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19:30/愛知県!!!!!

しかしここは稲沢市。目指す刈谷市まではまだ50kmの距離があります。橋を渡ってすぐのファミリーマートで20分ぐらい休憩して、今度は名古屋市を目指しまた東へ。

 

ここからはスマホのナビに任せて走行していたため、細い路地を何度も曲がったりしており、道もうろ覚え...

また、ペースダウンし、適当にのんびりと走っていました。

途中、名鉄尾西線の上丸渕駅の前を通り、あま市に入った後、名鉄津島線京都から140km地点にある七宝駅前のファミリーマートで休憩。続いて名二環の高架をくぐって甚目寺の前を通っていきます。

 

京都から145kmの所にある庄内川に架かる豊公橋を渡って名古屋市中村区に入ります。

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橋からは名古屋駅前の高層ビル群が見え、遂に自転車で名古屋まで帰って来たんだなぁとしみじみと実感。

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中村区内を南に進み、近鉄烏森駅の高架下を通った後にすぐ左折し、尾頭橋を渡って堀川沿いに南下します。

その後京都から滋賀への県境越えに通った国道1号線に合流。途中で別れて、名古屋高速の高架に沿って下道を進みます。

ここに来て非常にアップダウンの激しい道となり、限界の限界を越えた足は遂にギブアップ、京都から164km地点の名古屋レジャーランド大高の手前にある赤信号で停まっている時、足の力が一気に抜け、その場に倒れ込んでしまいました...

何とか友人に助けてもらいながらレジャーランド大高までは到着。

当初は「まあ京都(8時発)から愛知なら18,19時までには着くやろ」との軽い気持ちでいたため、友人とここで遊ぶ約束をしていたのですが、到着は日付が変わる前ではあったもののほぼ0時の上に(自分の)体力が無かったので今回はスルー。

コンビニで休憩を取った後、友人とは途中で別れ、刈谷市を目指してラストスパート。国道366,155号線を経由します。

そして京都から170km地点にある境川逢妻川に架かる境大橋を渡ると...

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0:35/遂に...遂に...地元、愛知県刈谷市までママチャリで戻ってくる事が出来ました...!

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0:55/京都から174km

一応、今回の最終目的地としていた刈谷駅前で記念に写真を撮りました。ここから実家まで自転車で行って、今回の旅は終了です。

反省点として、今回は自分の体力不足で同行した友人に多大なる迷惑を掛けてしまったので、今度は富士山の登山後にもママチャリで170km余裕で漕ぐ事が出来る強靭な体力と脚力を付けてからリベンジしたいと思います。

ちなみに、この時自転車を実家に放置してそのまま京都に戻ってきてしまったので、復路を行う事が確定しています。いつやるかなあ...

それではまた。

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