みね@RiLのたびにっき

大学生が旅について書き記すブログ。

京都→愛知 自転車帰省旅

こんにちは。今回は富士登山帰宅の次の日に京都から愛知まで自転車で帰った話です。

だいぶ前の記事から期間が空いてしまいましたがせっかく書いたので今更ながら上げておきます。

ちなみに富士山から帰ってきて家に着いたのはほぼ0時で、家出たのは8:00。睡眠時間はなんだかんだ5時間しか取れず、今思うとただの狂気

2019810(土曜日) 天候・・・

今回も時間経過が分かるよう、写真を撮った時間を文頭に載せます。

ちなみに今回採用したのは滋賀県から関ヶ原を抜けて岐阜県に入った後、木曽三川を越えて愛知県に入るルート。

国道1号線にひたすら従って行くのは分かりやすく、距離も短いのですが、途中鈴鹿峠を超える必要があり、高低差が激しいためにまだ緩やかなこちらのルートを選択。

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8:01/今回の相棒となる自転車。3段変速で、中高生が通学によく使うような銀チャリ?ママチャリ?(表記揺れ)です。普通は長距離走行するなら勿論ロードバイクとか使うはずなのですが、そんなものを買う余裕はニート大学生にはありません。

中継ポイントを彦根市関ヶ原町に設定し、いざ出発!

京都市内のいわゆる洛中という所はスムーズに抜け、山科駅近くのコンビニで休憩。府道143号線を走り、国道1号線に合流し、京阪京津線を横目に、京都府滋賀県の境である逢坂峠を越えて滋賀県に入ります。

ここはまだまだ体力があったので上りも大した減速なく抜けると、まもなく大津駅が見えてきます。

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9:41/京都から:17km

山科駅のコンビニで結構まったりしていたのが響き、大津駅までは1時間40分程かかってしまいました。またここの近くのスーパーでアイスとアクエリアスを買ってしばしの休憩。

次は近江大橋で琵琶湖を渡り、県道42号線を道なりにまずは野洲市を目指します。

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10:20/近江大橋中央から。青空と琵琶湖のコントラストがとても綺麗です。また近江大橋の下りではかなりのスピードを出すことができ、かなり爽快!

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10:52/京都から:30km

いつの間にか大津・草津市を抜けて栗東市に突入。

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10:56/と思った矢先、直ぐに守山市に入ります。栗東市の滞在時間わずか4分。めちゃくちゃ早くてあれ?って感じでした。

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11:02/こんな感じののどかな田園風景を眺めながらひたすら県道42号線を北上。それにしてもこの道はよく整備されていてとても走りやすく、結構良いペースで走ることができました。

 

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11:21/京都から:37km

京都出発から3時間弱、野洲川を越えて野洲市に突入。
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野洲駅にも立ち寄り、近くのコンビニでまた休憩。まだまだ自転車を漕ぐ体力は残っています...というかここでへばってたら愛知まで帰れないんだよなぁと友人と話していました。

ここからはひたすら国道8号線に沿って次は彦根市を目指します。

それにしてもこの国道8号線は歩行者や自転車用にあまり整備されておらず、道路脇は草ボーボーの上にガタガタで走りづらく先の県道42号線とは大違い。

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12:23/京都から:47km

途中竜王町を通り抜け、近江八幡市に入りました。ここでいよいよ足に異変が発生。足全体、特にふくらはぎがかなり痛くなってきて、何度も足を攣りかける事態に...息切れとかはしておらず、体力的にはまだ十分だったのですが、ただ足だけが痛い。

近江八幡市の市街地を抜けた後だったのでコンビニも無く、4km先にあるコンビニまで何とか漕ぎ切り、しばらく休憩。五箇荘清水鼻店という京都から55km地点のコンビニでした。中々に難読。

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13:37/京都から:63km

愛荘町を通過して、アニメ、けいおん!の聖地がある豊郷町に入ります。またここで足がだいぶ辛くなってきたのですが、山越えが待ち受ける手前の街、彦根市までは意地でも行きたいので無理して漕ぐことに。

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13:50/京都から:65km

ようやく中継地点の彦根市に到達。ここからまたしばらく行って、彦根駅まで行きます。最早明らかに漕ぐペースが遅くなっていく...

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14:23/京都から:72km

ここで愛知県刈谷市(自分の地元)までの距離の半分まで到着。死ぬ程疲れたので駅前のベンチに倒れ込んだのですが、直射日光ガンガンでベンチにいる方が体に悪そうだったので近くのイオンタウンに退避。

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14:54/クーラーの効いた室内でしばらく休んだ後、インド料理を食べて英気を養います。ここは天国か...

ここでもう一本2Lのアクエリアスと塩分チャージを購入し、ここからの山越えと、あと約半分の行程に備えます。

ちなみにここからは何度も死にそうになりながら自転車を漕いでいたため、写真を撮る余裕が無く、本当に重要な所でしか写真を撮っていません。

昼食を取った後、彦根市を後にしていよいよ山越え区間に差し掛かります。

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こんな感じの曲がりくねった山道を通り抜けます。かなりの傾斜で、自転車を漕ぐ事自体が体力的に困難だったため、降りて自転車を引いて歩きます。

ここを抜けた後は名神高速に沿って再びアップダウンの激しい道を進みます。正直ここが後の関ヶ原越えと1,2を争うレベルでしんどい...

アップダウンも無くなり、しばらく下りが続いたのでスピードも出せ、足も多少休まりました。下りは癒し。

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16:20/京都から:84km

ここからは国道21号線と合流し、ひたすら岐阜県を目指し進みます。電車で言うとJR東海区間に入り、最初の難関を越えて醒ヶ井駅までやって来ました。この辺りはまだ道が平坦で救いがあります。

続く近江長岡駅柏原駅区間では連続した上り坂に入り、既に足が限界だった自分はちょっと漕いだら足が攣りかけ、道路脇で少し休んでまたちょっと漕いだら足が攣りかけるの繰り返し...

それにしても同行している友人、この前日に250kmも自転車漕いできているのにまだピンピンしていて尊敬に値します。何でそんなに体力があるんだい?

岐阜県関ヶ原町に差し掛かる直前、また険しい上り坂に入り、息も絶え絶え、攣りそうな足を無理矢理動かして上ります...

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16:54/京都から:92km

難関を越えていよいよ岐阜県に突入。ここからはひたすら下りで、今まで酷使してきた足を休めます。それにしても物凄いスピードでほぼ車と変わらないぐらいでした。

関ヶ原駅前で右折し、国道365号線、県道56号線に合流。京都から100km地点にあるファミリーマート上岩津牧田店で長い休憩を挟みます。

ここで自分の体力の無さ&それによるペースの低下で愛知県にこの日付中に帰れるのか怪しくなってきてしまいます。その為、コンビニを出た後ペースアップさせ、牧田川に沿って自転車を漕いでいきます。

平坦な道ですが、裏を返せば下りも無いために足を休ませるタイミングが無く、結構しんどい。

養老町を通り抜け、大垣市から輪之内町の境にある京都から113km地点の福束大橋で木曽三川の1つ、揖斐川を渡り、続く海津市から羽島市にかけて長良川に架かる京都から121km地点の南濃大橋を渡ります。

残す岐阜・愛知県境に流れる木曽三川は残り1つ、木曽川岐阜県羽島市から愛知県稲沢市を渡す京都から124km地点の馬飼大橋を渡ります。橋って入口が急な上り坂になっているのでここまで2つ渡ってきた足は既に限界を超え、また足が攣りそうになっています。ここまで来たら関係無えとの精神で木曽川を渡ると...

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19:30/愛知県!!!!!

しかしここは稲沢市。目指す刈谷市まではまだ50kmの距離があります。橋を渡ってすぐのファミリーマートで20分ぐらい休憩して、今度は名古屋市を目指しまた東へ。

 

ここからはスマホのナビに任せて走行していたため、細い路地を何度も曲がったりしており、道もうろ覚え...

また、ペースダウンし、適当にのんびりと走っていました。

途中、名鉄尾西線の上丸渕駅の前を通り、あま市に入った後、名鉄津島線京都から140km地点にある七宝駅前のファミリーマートで休憩。続いて名二環の高架をくぐって甚目寺の前を通っていきます。

 

京都から145kmの所にある庄内川に架かる豊公橋を渡って名古屋市中村区に入ります。

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橋からは名古屋駅前の高層ビル群が見え、遂に自転車で名古屋まで帰って来たんだなぁとしみじみと実感。

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中村区内を南に進み、近鉄烏森駅の高架下を通った後にすぐ左折し、尾頭橋を渡って堀川沿いに南下します。

その後京都から滋賀への県境越えに通った国道1号線に合流。途中で別れて、名古屋高速の高架に沿って下道を進みます。

ここに来て非常にアップダウンの激しい道となり、限界の限界を越えた足は遂にギブアップ、京都から164km地点の名古屋レジャーランド大高の手前にある赤信号で停まっている時、足の力が一気に抜け、その場に倒れ込んでしまいました...

何とか友人に助けてもらいながらレジャーランド大高までは到着。

当初は「まあ京都(8時発)から愛知なら18,19時までには着くやろ」との軽い気持ちでいたため、友人とここで遊ぶ約束をしていたのですが、到着は日付が変わる前ではあったもののほぼ0時の上に(自分の)体力が無かったので今回はスルー。

コンビニで休憩を取った後、友人とは途中で別れ、刈谷市を目指してラストスパート。国道366,155号線を経由します。

そして京都から170km地点にある境川逢妻川に架かる境大橋を渡ると...

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0:35/遂に...遂に...地元、愛知県刈谷市までママチャリで戻ってくる事が出来ました...!

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0:55/京都から174km

一応、今回の最終目的地としていた刈谷駅前で記念に写真を撮りました。ここから実家まで自転車で行って、今回の旅は終了です。

反省点として、今回は自分の体力不足で同行した友人に多大なる迷惑を掛けてしまったので、今度は富士山の登山後にもママチャリで170km余裕で漕ぐ事が出来る強靭な体力と脚力を付けてからリベンジしたいと思います。

ちなみに、この時自転車を実家に放置してそのまま京都に戻ってきてしまったので、復路を行う事が確定しています。いつやるかなあ...

それではまた。

富士登山

皆さん、こんにちは。旅や外出に忙しくてブログが更新できないと言う本末転倒な事態になっていました...が、今日から頑張って夏休み前半の旅行記を書き記していきたいと思います。

 

201988(木曜日) 天候・・・

京都駅で今回の登山仲間であるサークルのメンバーと合流。一路(18きっぷで)富士山の最寄り駅まで向かいます。

京都(7:03東海道本線(JR琵琶湖線) 新快速 米原 米原(8:01)

通勤通学時間帯のために車内は大混雑。いきなりしんどい。

米原(8:03東海道本線 普通 大垣 → 大垣(8:37)

大垣(8:40東海道本線 新快速 豊橋豊橋(10:09)

ここで実家の刈谷市を通り抜けます。懐かしいと思いつつも、もちろん降りないのでスルー。

豊橋(10:22東海道本線 普通 浜松 → 浜松(10:57)

ここから地獄の各駅停車&ロングシート静岡県内を早く抜けたい人は新幹線を使いましょう。

浜松(11:10東海道本線 普通 興津 → 静岡(12:21)

この電車は興津まで行きますが、乗り継ぎの電車は静岡始発なので静岡で乗り換えます。

静岡(12:33東海道本線 普通 三島 → 沼津(13:30)

沼津で御殿場線に乗り換え。

沼津(13:40御殿場線 普通 国府津 → 御殿場(14:14)

 

と、ここまで既に7時間。節約のため18きっぷで来たためだいぶ時間がかかりましたが、無事富士山の麓の街、御殿場に到着。ここからバスに乗り、更に山梨県側の富士山吉田口を目指します。

御殿場駅(14:40富士急行バス 河口湖駅 → 富士山駅(15:47)

県境を越えて山梨県に入ると富士五湖の1つである山中湖が姿を現します。

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そして御殿場駅から1時間程で山梨県側の富士登山吉田ルートの麓、富士吉田市富士山駅に到着。ここでモスバーガーで腹ごしらえをしてからもう1回バスを乗り継いで一気に富士山のスバルライン五合目まで上がります。

富士山駅(16:50富士急行バス 富士スバルライン五合目行 富士スバルライン五合目(17:55)

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またバスに揺られて1時間程で今回のスタート地点、吉田ルートの五合目に到着。

まだ五合目ですがここからの景色も非常に良く、眼下に広がる雲海に思わず息を飲みました。山頂からの景色はもっと素晴らしいのだろうと期待して更にワクワク。

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ちなみに五合目でも標高は2305m。ここから山頂の3776mまでは山道で7.5kmです。

1時間程高地に体を慣らしてからいよいよ出発。ここからは経過時間が分かるよう、文頭に写真の撮影時間を載せます。

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18:43/五合目登山口から六合目までは土混じりの砂利道と石畳の道を進みます。まだ割と平坦な道なのでスムーズに行きました。

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19:05/登り始めたのはほぼ夜からだったため、六合目に向かう途中で日が沈み始め、振り返ると麓の富士吉田市の街の灯り綺麗に見えました。この日は花火大会だったのか、遠くではありますが、打ち上げ花火を視認出来ました。

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20:07/六合目から七号目に向かう途中で撮影した山頂までの山小屋の灯りの数々(写真中央の強い光は月)。現物で見ると中々距離があるように見えて確実に気力を削いできます。

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20:27/登山開始から2時間弱で七号目日の出館に到着。自分は初めて知ったのですが、富士山の〇合目というのには明確に「ここが〇合目!」というのは無く、山小屋群が固まっているある一定の区間を総称して〇合目と言う感じだと勝手に自分で解釈しました。ちなみにここは2720mなので400mちょっと登ってきたことになります。

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20:44/こんな感じで七号目の山小屋が暫く続きます。高山病対策のために小刻みに休憩を取りつつ、また無理しないペースで次は八合目へ。

ここから急な傾斜の岩場が増え、ヘッドライトで足元を照らしながら、軍手を付けた手でしっかりと岩をつかみ、次の手足を置く場所を探りながら登っていきます。自分は登山靴ではなくただのスニーカーで登っているアホなのでだいぶキツい・・・

7合目最後の山小屋を出てから1時間で次の八合目入口まで到達。

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21:49/ここで3000mを突破。

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21:53/そして山小屋で休息を取ります。麓で買ってきたスニッカーズを食べたのですがこれが美味い、美味すぎる。今まで食べたスニッカーズで1番美味しかったです。まあスニッカーズ食べたの初めてなんですけど。後にも先にもここで食べたスニッカーズの味に勝てるものはないと感じました。

ちなみに外気温はここで13℃。周りは全員レインコートやウインドブレーカーなど防寒対策をしていたのですが、自分は極度の暑がりの上に登っていると暑くなってくるし、そもそも防寒着ザックの奥底にあるから出すの面倒だしいいか、と思ってそのまま半袖1枚で登ってました。22:20頃に出発。

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23:03/次の八合目、元祖室でも少し休憩。富士吉田市の夜景もだんだんと遠のいていくのがわかります。

ここを過ぎると急な傾斜の岩場は無くなり、今度は砂利と大きめの石で構成された瓦礫道を進みます。正直スニーカーだとゴロゴロした瓦礫の上を進むよりも岩場の方が楽な気がします。というかこの溶岩の冷え固まった瓦礫道、非常に歩きづらい。まあ、これを見ている皆さんは、もし富士山に登りたくなったらぜひ登山靴で登りましょう。

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23:51/八合目を抜け、また50分程登ると今度は八合になります。さっきの八合目は八合目とでもいうのだろうか...

ここで気温は9℃。まだ余裕があったので上着は羽織らずそのまま登ります。

 

201988→9(金曜日) 天候・・・

本八合目を出た所で日付が変わります。

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0:06/続いて八合五勺に到着。怒涛の八合ラッシュもここで終わりです。それにしても何故こんなに八合目だけ小刻みにされているのか...

そろそろ限界が来たので長袖のカーディガンを羽織って先に進みます。富士山頂まで900m、平坦な道ならすぐですが、60分かかるのが山道のツラいところ。

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1:00/いよいよ最後の休憩場所、九合目。標高も3600mで、山頂までもあと少しです。ここでまた長めの休憩。

ここでふと空を見上げると、漆黒の夜空に輝く無数の星々、流れ星。眼下には富士吉田市の夜景。僕はここで見た夜空、夜景を一生忘れない、そのぐらい綺麗でした。

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1:30/いよいよ山頂へ。この辺り、というかここから先、もはや登るのに精一杯でほぼ写真撮れてません。

2:00頃、山頂の手前の山小屋に到着!ここで御来光を待ちます。

それにしても死ぬ程寒い。5℃。じっとしていて更に寒いのでここで持ってきた防寒着を一気に着込みました...がまだ若干寒い...

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2:31/自販機は山頂価格。500mlのペットボトル1本に500円かかります。1ml=1円。1mlの重みがとてつもない...

3:00頃になると山小屋が開き、カップ麺やうどん、登山記念品等が販売され始めました。

カップラーメンはスーパーだと100円ぐらいですがここでは驚異の800円。しかし、こんなに寒い上に山登りで疲れているので買ってしまうんですよね〜そしてこれが悔しいけどめちゃくちゃ美味い。自分は偏食なのでカップ麺の具ですら食べられないのですが、この時ばかりは全部食べてスープも飲み干しました。体に染み渡る...

徹夜で登って結構眠かったのでベンチで座りながら仮眠。御来光まで待機。

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4:12

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4:28/だんだんと空も明るくなり始め、朝焼けが綺麗に見えるようになりました。

いよいよ御来光の時間に。

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4:55/太陽が雲海の上に姿を現しました。スバルラインの五合目で見た雲海よりもずっと綺麗で、本当に感動しました。

太陽が昇り切った後、また本当の山頂を目指し出発です。

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5:26/富士山のお鉢と、そこから見下ろした景色。言葉では言い表す事が出来ない絶景でした。本当に、本当に、苦労して登ってきた甲斐がありました...

ここから富士浅間神社を経由して、山頂への最後の道、馬の背を登ります。

これがめちゃくちゃな急斜面で、スニーカーだと少しでも気を抜くとじりじりとずり落ちてしまうため、足の指先一本一本に全神経を集中させ、最後の気力を振り絞って登ります。

ここを登りきると富士山山頂・剣ヶ峰です!

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7:16/富士山山頂・3776mに到着!

物凄い達成感。またこの景色がみたいなぁ。

そして自分は家に帰ったら次の予定が待っているので直ぐに下山開始。

下山ルートは登山道と別で、岩場も無く、ただひたすらに砂利、瓦礫混じりの道を下っていきます。スニーカーだと滑るので逆に都合がよく、スキーをしているかの如く下山できました。

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11:31/富士スバルライン五合目へ帰ってきました。素晴らしい景色をありがとう。

富士山はぜひ、人生に1度は登ってみることをオススメします。中学生の頃は持久走1500mで驚きの8分台、高校時代は帰宅部のこんな自分でも登ることができたので、自分の目で、富士山の風景を目に焼き付けてみるのも良いかもしれません。

 

ここからはまた18きっぷの在来線乗り継ぎで京都まで戻ります。富士登山の後にこれは正直キツい。

富士スバルライン五合目(11:50富士急行バス 富士山駅行 富士山駅(12:45)

ここでは1時間弱立ちっぱなし。靴の中に大きめの石が入っていたため足裏にくい込み痛い。さらに徹夜登山で眠気も限界で立ちながら寝てしまいました。

↑こんな失態も犯し、富士山駅までなんとか耐えました。

富士山駅(13:08+2富士急行バス 御殿場駅御殿場駅(14:15+25)

このバスの中では爆睡。あっという間に終点だったのですが、なんとバスが25分遅れており、乗る予定の電車に乗れず、京都到着が更に遅れることに...

御殿場(15:08御殿場線 普通 沼津 → 沼津(15:48)

この電車の中でも爆睡。終点に着いても寝ていたので車掌さんに起こされてしまいました...

沼津(15:59東海道本線 普通 浜松 → 浜松(18:14)

来た道を戻るだけの上にこの区間は何十回も乗っているせいで退屈なのですが、不思議と眠くならなかったのでスマホでもいじりながら時間潰し。

浜松(18:28) 東海道本線 普通 豊橋 → 豊橋(19:05)

豊橋では普通の後に特別快速が出るのですが、行先が関ヶ原と、大垣は越えるけど米原まで行かず、あまりにも中途半端なので米原行を待ちます。都市の割には乗り継ぎが悪い...

豊橋(19:31東海道本線 新快速 米原米原(21:38)

米原(21:39東海道本線(JR琵琶湖線) 普通 姫路野洲(22:14)

野洲始発の新快速に乗るため野洲で下車。

野洲(22:19東海道本線(JR琵琶湖線) 新快速 姫路 → 京都(22:47)

 

下山から長い事かけてやっとこさ戻って参りました。ここからまたバスに乗って帰宅...とここで金沢から京都までの250kmママチャリ&徹夜で漕いできた友人と合流。

この次の日から始まる旅のキーパーソンです。

この旅の内容はまた次回。

愛宕山登山

どうもこんにちは。

今日は京都市右京区愛宕山の頂上にある愛宕神社に参拝してきた話です。

愛宕神社とは?

全国に約900社を数える愛宕神社の本社として、京都市最高峰の霊山である愛宕山上に鎮座します。

 古くより火伏・防火に霊験のある神社として知られ、京都府内はもとより近畿地方を中心に全国から参拝者が絶えません。

(愛宕神社 公式HPより引用・一部改編)

古来から信仰を集める、歴史ある由緒正しい神社です。

と、いうわけで標高924mの愛宕山へ出発!

 

201984(日曜日) 天候・・・

実はこの山、つい3日前の1日に既に登ったことがあります(笑)と、いうのも7/31の夜から8/1にかけては千日詣りという行事があり、この時に登ると1000日分の御利益が得られるというとてつもなく太っ腹な日に登ってきました。

つまり今回の登山は実質1001回目(違う)

 

愛宕山のふもと、清滝は清滝川のせせらぎが聞こえる風光明媚な所です。市の中心部の河原町からはバスで1時間程。嵐山が近いです。

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多くの人が川遊びを楽しんでいます。秋には紅葉が色づくとの事なのでぜひ秋にも来てみたいですね。

 

登山道に入るといきなり急坂。

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ケーブルカーの跡。このケーブルカーは不要不急線に指定され、レールを軍需物資に供出しており、戦前に廃止されています。

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また、登山道入口には「この看板は愛宕山参道の救助の目安となるもので100m間隔で設置してあります」と書かれた看板が。

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↑こんな感じで○/40という風に大体どの辺まで来たかの目安にもなりますが、一方で、この看板を見る度に「まだこれだけしか来てないのか」という感じで気力を削いできます。これは3/40なので登山道に入ってから300m。まだまだ序盤。

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ちなみに今回はサークルのメンバーと登っています。この日も暑く(36℃)、また直近で登ったメンバーが他にもいたので「また登るのダルくね?」とか「下って川遊びでもするか〜」など言い合いながら休憩を頻繁に挟みつつ(大体看板の番号3つ行ったら休むぐらい。結構遅い。)、ダラダラ登ってました。

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なんだかよく分からないセンスの標語が書いてある看板を横にのんびり登っていきます。

1〜15番の序盤がキツく、ひたすら坂&階段で結構足に来ます・・・が、20番、つまり五合目を過ぎると道が平坦になり、坂も緩やかで大分歩きやすくなります。

先程の23番の看板の少し手前、21〜22の辺りでは木々が無くなり、視界が開け、京都市内を一望できます!

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上は登山時、下は下山時の写真。写真中央には京都タワーが見えます。

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大体2時間半ぐらいかかって行程の3/4まで到着。「水尾別れ」と呼ばれる所で、清滝・嵐山へ抜けるルートと保津峡方面へ抜けるルートの分岐点です。ここまで来ると山頂まではあと少し!

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・・・

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ようやく門が見えてきました...が、これが神社の社殿という訳ではなく、もう少し行かなければなりません。

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そして登山から3時間半ぐらいで40/40の頂上に到達!

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上は開けており、自販機もありました。ただ、山の上だけあって金額は少し高め(200円)に設定されてますが、登った後に冷えた炭酸をガブ飲みするのは最高だったので山の上に自販機があるだけ有難いです。

ここからしばらく行くと・・・

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ん?41/40・・・?

そう、愛宕神社はここから石段を少し登った先にあります。てっきり看板を見て登り切った!と思っていたら心を折ってくる。親切な看板かと思ったら、なんと言う心折設計。

そして石段を登り切った先に愛宕神社の社殿が姿を現します。

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千日詣りの時は多くの人で賑わっていたのですが、この日は人が少なく、静寂な雰囲気でした。

ここでお参りを済ませ、少し休憩を取ってから下山します。

下山では登りのペースとは打って変わって、走ったりなどして猛スピードで下って行きます。

そして神社を出てわずか1時間で登山口まで戻ってきました...行きのペースはなんだったのか?と思わせる程。

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下った後は川で遊びました。

着替えを用意していた先輩は豪快に飛び込んでましたが、自分は無かったのでズボンをまくって足だけ浸かりました。しかしこれだけでも気持ち良かったです!

 

今回はここまでです。京都にお越しの際は是非登ってみてはいかかでしょうか。

それではまた〜

テスト終わりに18きっぷで放浪 (京都→鳥取→京都)

どうもこんにちは、みねと申します。

今日から旅の記録を残していこうと思ってブログを立ち上げてみました。

文才も無く、写真を撮るのもまだ下手ですがよろしくお願いしますm(_ _)m

記念すべき?第1回目はテストが終わったので適当に18きっぷで路線を乗りつぶしてきた話です。

最初にしてはイマイチ映えない内容ですが。。。

 

201982(金曜日) 天候・・・のち

春から大学生になって引っ越してきた京都。

JRの最寄駅は二条/円町駅になりました…が、下宿先からはなんとも言えない距離・・・

本日は二条から出発。

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二条(9:33山陰本線(嵯峨野線) 快速 京都行 → 京都(9:37)

 

京都で東海道本線に乗り換えて姫路へ向かいます。

京都(9:45東海道本線山陽本線(JR京都線, 神戸線) 新快速 姫路 → 姫路(11:18)

 

さて、ここからが本番で、愛知に居た頃に日帰りで行けなかった所を周るというのをモットー(?)に、姫路から姫新線に乗り換えます!

姫路駅では3分の乗り継ぎで山陽本線のホームから中間改札を抜け、一番端のホームまで行かねばなりません。

 

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こんな写真を撮ってたらまもなく発車しますとアナウンスされたのでダッシュしてギリギリセーフ。

乗り換えにはゆとりを持ちましょう...

姫路(11:21姫新線 普通 播磨新宮 → 播磨新宮(11:54)

姫新線(きしんせん)は路と見を結ぶ路線でこの路線名になりました。わかりやすい。

全線に渡って単線・非電化のローカル線の王道とも言うべき路線です。

姫路を出て次の播磨高岡で列車の行き違いをして、その次の余部から一気に田舎の風景になりました。

余部から先、太市、本竜野と停車し、乗客もどんどん減っていきます。

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竜野で再び列車の行き違いをして・・・

 

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こんな川を渡ると終点、播磨新宮に到着です。

 

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ここでは4分の猶予。同じホームに列車が止まってるので乗り換えは楽ですが、これを逃すと次の列車は1時間後とかなのでさっさと乗り込みます。

播磨新宮(11:58姫新線 普通 上月行 → 上月(12:34)

車内は意外にも学生や若い人が多く、立ち客も出るくらいです。

次の千本では乗降なし。

 

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播磨新宮を出て2つ目の素敵な名前の駅、三日月。

 

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ちゃんと駅名の通り三日月も見えました(撮れてない)

三日月駅を出て左にカーブしたときに見えるんですが、建物が邪魔して上手く撮れず...

 

終点の1つ手前、佐用(さよ)で乗客が大量に下車。智頭急行線との乗換駅で、鳥取まで早く行けるためかと思われますが、18きっぷの自分には関係ありません。

その佐用から5分ほどで終点の上月に到着です。

 

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上月駅は山に囲まれたのどかな駅。

姫新線は先に述べた通り単線のため、この駅は行き違いが可能な構造になってます。

ここから先は列車の本数もぐっと減り、今まではなんだかんだ1時間に1,2本あった列車が、上月から先の津山方面には2時間に1本になります。

 

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駅を出て目の前(左手奥が駅舎)には佐用川が流れており、川のせせらぎが聞こえます。 

ここでは次の列車まで1時間ほど時間があるのですが、駅の周りに思ったよりも何もなく、近くの観光名所でも片道20分ほどかかるそうなので、駅の隣に併設されていた特産物の直売所で昼食をとります。

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なんか毎日学食でうどんを食べていた気がしたのでこの日は趣向を変えてたぬきそばを食べました!

旅先で食べるものはなんでも美味しく感じます。

食べても20分ぐらい余り、外もうだる様な暑さ(この日は36℃)なので駅の中で大人しく待ってます...

 

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定刻通りにやってきた1両編成の津山行ワンマンカーに乗車し、津山へ向かいます。乗客は自分含めて5人...経営が不安。

上月(13:28) 姫新線 普通 津山 → 津山(14:20)

上月を出て次の美作土居からは岡山県に入ります。この区間では列車はのろのろ徐行しながら走行し、たまに携帯が圏外になったり。続く美作土居から美作江見では水滴が窓に当たる音がして、もしや雨かと思ったら線路脇に生えている草木の枝が列車の窓にバチバチ当たっていたり...果たして整備されているのか。

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林野、勝間田では高校生がたくさん乗ってきて5人だった車内が一気に賑やかに。

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終始上の画像のような風景が続くのですが、終点の1つ手前の東津山からは一気に市街地になりました。

そして上月から1時間弱で終点の津山に到着です。

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向かい側のホームにはすでに次に乗る因美線の普通 智頭行が停車中ですが、発車時刻まであと20分弱あるので改札から出て(暑いけど)適当にフラフラします。

ちなみにこの日は姫新線の津山から先、中国勝山を経て新見へ向かう区間ではレール温度上昇に伴って17:00まで運休になってました・・・恐ろしい暑さ。

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津山駅岡山県北部の主要駅で、鳥取方面へ向かう因美線、岡山方面に向かう津山線、そしてこれまで乗ってきた姫新線の3路線が集まる交通の要衝です。

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駅前にはC11機関車が展示されています。ここ津山駅には「津山まなびの鉄道館」というものがあり、「扇形車庫」と呼ばれる車庫があります。

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↑扇形車庫とはこんなの(京都鉄道博物館で撮影)。扇形に車庫を配置し、そこから1本の線路を切り替えて車両を出すという方式のもの。

ぜひ津山駅でも見てみたかったのですが、時間が無いので断念。

 

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続いて因美線に乗車し、まずは智頭へ。

津山(14:38因美線 普通 智頭 → 智頭(15:47)

ちなみにこの路線も幡(現在の鳥取県東部の旧国名)と作(現在の岡山県北東部の旧国名)を結んでいるので因美線。先ほど通ってきた佐用駅から分かれた智頭急行線が智頭で接続しています。この路線も津山‐智頭、智頭‐鳥取でそれぞれ運行形態が異なります。

列車内は高校生でいっぱい。ロングシートしか座れなかったので写真が撮りづらい・・・

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しかし美作加茂までで学生の大半は下車し、車内は一気に閑散に。

知和駅を過ぎたあたりから急な雨が降り出し、窓が曇りはじめてしまいました。

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列車は緑深い中国山地の山奥を走行し、美作河井~那岐の区間では長~いトンネルを抜け、鳥取県へと入ります。

国境の長いトンネルを抜けると・・・

 

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でした。窓の曇りとの相乗効果もあって何も見えない・・・

鳥取県に入った列車は那岐(なぎ)、土師(はじ)、智頭(ちず)と2文字の駅名に3連続で停まります。この途中の土師駅では発車したと思ったらすぐに停車して、何事かと思ったら乗り遅れたおばあさんを乗せてあげてました。これを逃したら次の智頭方面の列車は2時間後なので、ローカル線ならではという感じですね!

東京とかだと乗り遅れても次は4,5分で来るところもあるしいいんじゃないかと思いますが、そうはいかないのが地方ローカル線なのです。

津山から1時間ちょっとで終点の智頭に到着です。

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先述の通り智頭駅智頭急行線との接続駅。上郡~佐用~智頭を結ぶこの鉄道のおかげで京都や大阪といった都市圏から鳥取や島根へ行きやすくなったのです・・・が、そのために姫新線因美線の智頭より南はその役割を失い、今では地元に密着した輸送を行っています。

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智頭からは鳥取行に乗車。

智頭(15:54因美線 普通 鳥取行 鳥取(16:44)

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 智頭を出るとしばらく列車は千代川に沿って走行します。

途中の国英駅で千代川と別れて、列車は郡家駅へ。

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 この駅では特急列車との待ち合わせで5分間停車します。駅舎が近ければ一回外出て~みたいな事もできるんですが真反対側だったので諦め。

郡家を出ると鳥取までは3駅なので割とすぐに鳥取に着きます。

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↑こんな田園風景が

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鳥取中心市街地へ入ると景色もガラッと変わります。ローカル線は区間によって大きく性格の異なる車窓が広がるのが好きです。

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何気に鉄道では初上陸の鳥取

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改札口には神話・因幡の白兎 の砂像!鳥取砂丘の砂で作られており、砂の美術館に行くともっといろいろ見れるらしいですが、今度また鳥取に来る(つもり)かつ、時間がないので今回はスルー。

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駅前にはその銅像Verがありました。

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鳥取駅。県庁所在地の駅にしては小さいと思いますが、舐めてた割には意外と大きい駅でした() しかし駅前は閑散としていて寂しいような。

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鳥取からは二条から京都の間で乗った山陰本線に再び戻り京都方面へ。

鳥取(17:22山陰本線 普通 浜坂行 → 浜坂(18:06)

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鳥取を出てその次の駅、福部までにもうこんな山の中に来てしまいました...

 

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岩美から東浜の区間ではいよいよ海岸線に出て海沿いを走行します。

鳥取から40分ほどで終点の浜坂駅に到着です。

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浜坂駅湯村温泉の玄関口で、所属する自治体の名前も新温泉町。駅を出るとすぐに歓迎の文字が目に入ります・・・が、人通りは少なく、列車を降りた人も一斉に迎えに来ていた車に乗り込んだりして分散していき、駅前は閑散・・・

寂れた温泉街ってなんか心を揺さぶられる何かがあると感じた。

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列車は2両編成なのですが、1両目は完全に貸切状態。自分を含めた3人だけを乗せて列車は浜坂駅を発車しました。

浜坂(18:28山陰本線 普通 豊岡 → 豊岡(19:35)

実はこの区間、今回の旅で一番楽しみにしていたところで、ちょうどこの区間を通過している間に日没時刻を迎えるんですが、さっきよりももっと海沿いを走るので夕日が綺麗に見えるんじゃないかと期待していました・・・

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列車は「餘部鉄橋」で有名な餘部駅に停車。この駅からは日本海のオーシャンビューが一望できます!

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なんか自分があまりにも写真を撮るのが下手・・・というか手前の柵が邪魔なので上手く撮れないのですがとても綺麗でした!
ぜひ今度は途中下車して見てみたいと思います。

そしてこの写真からわかりますが空が曇っているんですね~と言う訳で夕日が見れない!残念!f:id:rilyyyy:20190803220453j:image
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でも夕焼けはわりかし綺麗に見れたので満足👍 日本海に沿って進む山陰本線の魅力の1つです!

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城崎温泉を過ぎる頃には辺りはもう真っ暗に。暗くなると車窓も見れなくなって写真もろくに写らなくなるのでやる事がありません。

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豊岡からは久々の車に乗車。姫路からずっと乗ってきた路線は非電化路線のため、電気ではなくディーゼルエンジンで動くディーゼルカーが走ってます。

豊岡(19:37山陰本線 普通 福知山 → 福知山(20:59 +16)

ここで途中の梁瀬駅動物と衝突して遅れている特急列車の待ち合わせで10分遅れて発車...その後乗っている電車自体が鹿と衝突して更に6分遅れました...なんなんだ。

福知山(21:09+7山陰本線 快速 園部 → 園部(22:15+1)

福知山ではこの遅れた電車の待ち合わせをしてした快速列車に乗車。この電車が接続待ちをしていなければ京都の到着が0時を過ぎていた所なので危なかったです・・・

園部(22:17山陰本線 普通 京都 → 二条(22:52)

そして園部までには遅れは完全に回復し、ここからは予定通りに事が運びました。

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と、言う訳で今回の記事はここまでとなります。

初めてなので至らない点もありますが多めに見ていただけると幸いです。

それではまたいつか。

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